Emergency department救急をご利用の前に

当院では病気や怪我の緊急性の高い症状や重篤な症状の方の救急搬送を受け入れており、緊急の処置・対応が必要な患者さまの救急診療を担っています。

どんな時に救急車を呼べば良いのか分からない

救急車を呼ぶタイミングは、命に関わる危険がある場合や、急を要する症状が出た際です。 例えば、胸の痛みや圧迫感、呼吸困難、意識の喪失、重い頭痛や突然の視力障害などは、心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気の兆候かもしれません。また、事故や転倒などのケガで意識がない場合や、出血が止まらない場合も、すぐに救急車を呼ぶべきです。判断が難しい時でも、迷わず電話で相談し、指示を仰ぐことが大切です。 特に高齢者や小さな子供の症状が急変した場合も、早めの対応が求められます。

  • 呼吸や心臓が停止している、または人工呼吸や心肺蘇生が必要な場合
  • 呼吸困難な場合
  • 骨折をして動けない場合
  • 広範囲にわたって火傷をした場合
  • けいれんが続いている場合
  • 多量の出血があり、ショック症状がある場合
  • 吐血や下血がある場合
  • 頭を打つなどの理由で意識状態に異常がある場合
  • 激しい頭痛、腹痛がある場合
  • 手や足の一部または全部が麻痺している場合

昨今では、日中のお仕事や学校を理由に、休日や夜間に救急外来を受診される軽症の患者さまが増加傾向にあり、 生命の危険のある重症の患者さまの受入れに大きな影響が生じております。当院の救急対応も限られた体制で行っておりますので、軽症の患者さまの受け入れはお断りさせていただく場合がございますため、あらかじめご了承ください。

Emergency department救急搬送が必要な病態

以下の病態が考えられる際には、医師が同乗し速やかな救急搬送を行います。