【コロナ】コロナ、「眠れるウイルス」を起こしてしまう―Nature 最新研究 1,154 人が明かした、体内に潜むヘルペス群の再活性化と後遺症—
はじめに ― 「夏風邪」
「熱っぽくて喉が痛い。でも、この時期だから夏風邪でしょう」——外来でよく耳にする言葉です。米国サンフランシスコ・ベイエリアの下水中 SARS-CoV-2 濃度は 7 月を通じて上昇を続け、8 月初旬には過去 1 年で最も高い水準に達しました。台湾では新型コロナによる外来受診が前週比 74.8%増と報じられ、当局は 8 月後半に流行のピークが来ると見込んで高リスク者への追加接種を呼びかけています。日本でも兵庫県を含む各地で小児を中心に BA.3.2(通称「セミ型」)の流行が続いており、お盆の帰省と人流増加を控えて、高齢者層への波及が懸念される状況です。
そして今、この「もう一度のコロナ」を単なる呼吸器感染症として片付けられない理由が、一本の論文によって鮮明になりました。2026 年に Nature 誌へ発表された Maguire らの研究は、新型コロナ感染が、私たちの体内で長年おとなしく眠っていた別のウイルスたちを目覚めさせているという現象を、1,154 人の患者データから包括的に描き出したのです(Maguire et al., Nature, 2026)。本コラムでは「体の中で眠る他のウイルスを呼び起こすコロナ」というテーマについて、欧米の最新エビデンスを整理し、この夏に私たちが何に注意すべきかをお伝えします。
1. 私たちは誰もが「ウイルスの貯蔵庫」である ― 体内で眠る 8〜12 種のウイルス
意外に思われるかもしれませんが、健康な成人の体内には、常に 8〜12 種類のウイルスが潜んでいるとされています(Maguire et al., Nature, 2026)。その代表格がヘルペスウイルス科です。EB ウイルス(Epstein–Barr ウイルス)は成人の 90〜95%が既感染とされ、B リンパ球のなかで生涯にわたり静かに潜伏し続けます。サイトメガロウイルス(CMV)、単純ヘルペスウイルス 1 型(HSV1)、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)も同様に、一度感染すると体から排除されることはなく、神経節や免疫細胞のなかに「潜伏感染」という形で住み着きます。
もう一つ、近年注目を集めているのがアネロウイルス科(Anelloviridae)です。ほぼすべてのヒトが保有しており、それ自体は病気を起こさないと考えられていますが、その量が宿主の免疫状態を映す「鏡」として機能することがわかってきました。免疫が弱まればウイルス量が増え、免疫が回復すれば減る——いわば体内に備え付けられた免疫の指標計です。
これらのウイルスは通常、免疫の監視下でおとなしくしています。しかし手術、睡眠不足、強いストレス、ホルモンバランスの乱れ、そして重い感染症といった生理的ストレスが加わると、潜伏状態から再び増殖状態(再活性化)へと切り替わることが古くから知られてきました。問題は、その再活性化が私たちの体にどこまで影響を及ぼすのかという点が、これまで十分に解明されていなかったことです。
2. Nature 最新研究が描いた再活性化の全体像 ― 1,154 人の多層オミクス解析
米国立衛生研究所(NIH)が支援する IMPACC 研究は、20 施設に新型コロナで入院した 1,154 人を、入院中から退院後 1 年まで追跡した大規模前向きコホートです(Maguire et al., Nature, 2026)。登録期間は 2020 年 5 月から 2021 年 3 月で、参加者全員がワクチン未接種の時点で組み入れられており、ウイルスと免疫の「素の関係」を観察できる貴重なデータセットとなっています。
研究チームは、末梢血単核球、鼻腔スワブ、そして人工呼吸器を装着した患者では気管吸引液という 3 つの部位から RNA シークエンスを実施し、SARS-CoV-2 以外のあらゆるヒト感染性ウイルスの転写産物を網羅的に検出しました。抗体価ではなく「実際に増殖している証拠であるウイルス RNA」を測定した点が、これまでの研究との決定的な違いです。抗体は過去の記録にすぎませんが、転写産物は今まさに動いているウイルスの足跡だからです。
その結果、急性期に何らかの慢性ウイルスの再活性化が確認されたのは 47.9%(1,148 人中 550 人)。実に約半数の患者で、コロナ以外のウイルスが同時に目を覚ましていたことになります。検出されたのは EBV、CMV、HSV1、HSV2、ヒトヘルペスウイルス 6 型、そしてアネロウイルス科と多岐にわたりました。なお、再活性化が確認された方の 67.6%は 1 種類のみで、複数のウイルスが同時に目覚めるケースは比較的まれでした。
3. ウイルスごとに異なる「目覚めのタイミング」 ― EBV は早期、CMV と HSV1 は後期
この研究がとりわけ興味深いのは、ウイルスごとに再活性化の時間経過がまったく異なっていた点です。同じ「目覚め」でも、その時計はウイルスごとに別々に動いていました。
最も早く動き出したのは EBV です。入院 1〜8 日目の時点で、すでに 24%(1,080 人中 260 人)から EBV の転写産物が検出され、その後は緩やかに減少していきました。つまり EBV は、コロナによる急性炎症が立ち上がるまさにその瞬間に反応しているのです。対照的に、HSV1 と CMV は遅れて登場します。入院 19〜23 日目の時点で、HSV1 は気管吸引液の 43%(30 検体中 13 検体)、鼻腔検体の 15%で検出され、CMV は末梢血単核球の 8%で確認されました。重症化して長く入院した患者において、経過の後半に浮上してくるパターンです。
アネロウイルス科は、入院 20 日目まで高い検出率を維持したのち、ゆっくりと低下していきました。研究チームは、まったく別の独立コホートの全血 RNA シークエンスデータにおいても、EBV・CMV・アネロウイルスについて驚くほど類似した時間動態を確認しており、これらのパターンが偶然の産物ではないことを裏づけています。
4. 免疫が正常な人でも起こる ― 「免疫抑制の結果」という常識を覆す
従来、こうしたウイルスの再活性化は「臓器移植後や抗がん剤治療中など、免疫が抑えられた人に起こる特殊な現象」と考えられてきました。今回の研究は、この常識に明確な修正を迫ります。
末梢血単核球でアネロウイルスが検出された患者のうち、免疫抑制薬を使用していたのはわずか 17.4%にすぎませんでした。残りの 8 割以上は、免疫学的には「正常」とされる方々です。つまり、重症感染症という生理的ストレスそのものが、免疫抑制薬に匹敵する再活性化の引き金になりうるということになります。著者らはこの点を、本研究の最も重要なメッセージの一つとして強調しています。
この知見は、集中治療領域の古典的研究とも整合します。Limaye らが 2008 年に JAMA 誌へ発表した研究では、免疫不全のない重症患者 120 人を前向きに追跡したところ、CMV の再活性化が高頻度に起こり、入院期間の延長や死亡と関連していました(Limaye et al., JAMA, 2008)。心筋梗塞、外傷、熱傷、敗血症という互いに異なる病態のいずれにおいても CMV が目覚めたことから、「重症であること」それ自体が再活性化の十分条件になりうると結論づけられています。
5. 炎症の連鎖 ― 再活性化は重症度と生命予後に結びついていた
再活性化は、単なる「傍観者」ではありませんでした。Maguire らは、コロナの重症度を 5 段階の軌跡群(軽症から 28 日以内の死亡まで)に分類したうえで解析し、ヘルペスウイルス科とアネロウイルス科の転写産物の検出が重症度と統計学的に強く関連することを示しました。具体的には、EBV は末梢血で補正 P = 2.55×10⁻⁹、鼻腔で 4.95×10⁻⁶、CMV は鼻腔で 4.83×10⁻⁴、アネロウイルス科は末梢血で 5.02×10⁻⁵ という、極めて明確な関連です。
さらに、最重症群(28 日を超えて集中治療を要した群)に限って解析すると、呼吸器検体から CMV が検出された患者は 1 年以内の死亡リスクが有意に高く(鼻腔 補正 P = 0.039、気管吸引液 補正 P = 0.007)、鼻腔の EBV(補正 P = 0.025)および HSV1(補正 P = 0.015)でも同様の傾向が認められました。
免疫学的な背景も明らかにされています。再活性化のあった患者では、CXCL10、CXCL11、IL-18、IL-6、IL-10、IFN-γ といった炎症性サイトカイン・ケモカインの動態が、再活性化のない 492 人の対照群と明確に異なっていました。血漿メタボローム解析でも、脂質代謝やアミノ酸代謝の広範なシフトが確認されています。コロナによる炎症と、目覚めたウイルスによる炎症が重なり合い、全身性の炎症をさらに増幅させている構図が浮かび上がります。ただし著者らは、これらが因果関係を証明するものではないと慎重に述べており、この点は正確に理解しておく必要があります。
6. 後遺症(Long COVID)との関係 ― アネロウイルスという新しい足跡
再活性化の影は、急性期を過ぎても消えませんでした。回復期(入院 2 か月以降)の検体においても、アネロウイルス科とエンテロウイルス属が高頻度に検出され続けたのです。
とくに注目されるのが、身体機能の低下が続く後遺症グループとの関連です。性別、年齢、免疫抑制薬の使用、急性期の重症度をすべて補正してもなお、アネロウイルス科の転写産物はこのグループで有意に多く検出されました(補正 P = 0.012)。著者らは、アネロウイルスが後遺症における持続的な身体機能障害のバイオマーカー候補になりうると述べています。また、アネロウイルスに関連する遺伝子発現シグネチャーが急性期と回復期で一貫していたことも報告されました。
EBV についても、以前から後遺症との関連が繰り返し報告されてきました。Su らが 2022 年に Cell 誌へ発表した研究では、EBV の血中ウイルス血症が、2 型糖尿病、SARS-CoV-2 RNA 血症、特定の自己抗体と並んで、後遺症を予測する早期因子の一つとして同定されています(Su et al., Cell, 2022)。長引く倦怠感や思考力の低下(いわゆるブレインフォグ)の背景に、目覚めたままのウイルスが関わっている可能性があるのです。後遺症の病態機序をまとめた総説においても、潜伏ウイルスの再活性化は、ウイルス残存・免疫調節異常・自己免疫と並ぶ主要仮説の一つとして位置づけられています(Davis et al., Nat Rev Microbiol,2023;Al-Aly et al., Nat Med, 2024)。
7. 眠れるウイルスが招く長期リスク ― 帯状疱疹・多発性硬化症・認知症
潜伏ウイルスが目覚めることの意味は、数か月では終わらないかもしれません。もっとも身近な例が帯状疱疹です。Chen らが 244 万人規模の医療データベースを用いて実施した傾向スコアマッチング研究では、新型コロナ感染者の 1 年以内の帯状疱疹発症リスクは非感染者の1.59 倍(95%信頼区間 1.49–1.69)でした(Chen et al., J Med Virol, 2023)。眼部帯状疱疹や汎発性帯状疱疹といった重症型では、リスク上昇はさらに大きくなっています。
EBV については、より長い射程の話があります。Bjornevik らが米軍の 1,000 万人以上を約 20 年間追跡した研究では、EBV 感染後に多発性硬化症を発症するリスクが 32 倍に上昇していました(Bjornevik et al., Science, 2022)。同様の経路で伝播する CMV では同じ上昇が見られなかったことから、EBV が多発性硬化症の主要な原因である可能性が強く示唆されています。神経軸索障害のバイオマーカーである血清ニューロフィラメント軽鎖も、EBV 抗体陽転後にのみ上昇していました。
そして認知症です。ウェールズの帯状疱疹ワクチン接種プログラムを「自然実験」として解析した Eyting らの研究(Nature, 2025)では、生ワクチン接種によって 7 年間の認知症新規診断が約 5 分の 1 減少していました。生年月日の数日差で接種資格が分かれるという特殊な制度設計を利用し、擬似ランダム化に近い比較を実現した点が評価されています。同じ研究グループはさらに、軽度認知障害の診断減少と、すでに認知症のある方における認知症関連死の減少も報告しました(Xie et al., Cell, 2025)。神経系に潜むウイルスを抑えることが脳を守るかもしれない——という仮説が、現実味を帯びてきているのです。
8. 2026 年夏の流行状況とお盆の人流 ― いま高齢者への警戒が必要な理由
では、今この瞬間の状況はどうでしょうか。兵庫県を含む日本国内では、この春から小児を中心に BA.3.2(通称「セミ型」)の流行が続いてきました。国内で採取された検体の系統解析では、BA.3.2 からさらに派生した SS.2 や RS.1.3 といった亜系統が確認されており、ウイルスは静かに世代交代を進めています。一方、韓国の変異株動向では、7 月上旬の時点で BA.3.2 の割合が 13%程度まで低下し、代わって NB.1.8.1(通称「ニンバス」)が約 75%を占めるという急速な入れ替わりが起きました。
シンガポールや台湾では、流行が収束する気配がありません。台湾では新型コロナによる外来受診が 74.8%増加し、当局は 8 月後半のピークを見込んで高リスク者への追加接種を呼びかけています。米国でも NB.1.8.1 が 6 月下旬時点で全ゲノム解析検体の約 43%を占めて最優勢となり、CDC は春以来はじめて全国規模での増加傾向を報告しました。サンフランシスコ・ベイエリアの下水ウイルス量は 7 月を通じて上昇を続け、8 月初旬には昨冬のピークを上回る水準に達しています。
日本における懸念は、この波が「お盆」と重なることです。これまで小児中心だった流行が、帰省による三世代の接触を通じて高齢者層へ広がる可能性があります。そして本コラムで見てきたとおり、高齢者では潜伏ウイルスの再活性化が起こりやすい可能性があります。実際に Maguire らの研究では、コロナの重症度を補正してもなお、年齢が高いほど末梢血中のアネロウイルス検出率が上昇するという有意な関連が確認されました(補正 P = 0.04)。単なる「夏風邪」では済まない事態を招きかねないのです。
おわりに ― 二重の負荷を知り、備える
新型コロナは、私たちの体に「二重の負荷」をかけます。一つはウイルスそのものによる急性の炎症。もう一つは、その炎症をきっかけに目を覚ます、体内に潜んでいた別のウイルスたちです。Nature 誌の最新研究は、入院患者の約半数でこの現象が起きていること、そしてそれが重症度・生命予後・後遺症と結びついていることを、これまでで最も包括的な形で示しました。
とはいえ、過度に恐れる必要はありません。私たちにできることは明確です。高齢の方や基礎疾患をお持ちの方は、流行のピーク前にワクチン接種の適否をかかりつけ医とご相談ください。帰省の前後は体調に留意し、発熱や咽頭痛があれば無理をせず受診してください。そして感染後、いつまでも続く倦怠感、思いがけない帯状疱疹の発症、集中力の低下といったサインを見逃さないことが大切です。
まんかいメディカルクリニックでは、内科・呼吸器内科の専門医が発熱の初期診療から後遺症のご相談までを一貫して担当し、CT・超音波検査による評価、日曜・祝日を含む診療体制、救急救命士の常駐によって、この夏の急な体調変化にも対応できる体制を整えております。「ただの夏風邪」と決めつける前に、どうぞお気軽にご相談ください。
FAQ ― よくあるご質問
Q1. 新型コロナにかかると、必ず他のウイルスも目を覚ますのですか?
いいえ、必ずではありません。1,154 人を解析した Nature 誌の研究では、急性期に何らかの慢性ウイルスの再活性化が確認されたのは 47.9%でした(Maguire et al., Nature, 2026)。また再活性化が確認された方の 67.6%は 1 種類のみで、複数のウイルスが同時に目覚めるケースは比較的まれです。重症度が高いほど検出率が上がる傾向があり、軽症で経過した方の多くは再活性化を経験しません。ただしこの研究の対象は入院を要した患者であり、外来レベルの軽症例における頻度は、まだ十分に解明されていない点にご留意ください。
Q2. コロナのあとに帯状疱疹が出ました。関係はありますか?
関連を示すデータがあります。244 万人規模の医療データベースを用いた傾向スコアマッチング研究では、新型コロナ感染者の 1 年以内の帯状疱疹発症リスクは非感染者の 1.59 倍(95%信頼区間 1.49–1.69)でした(Chen et al., J Med Virol, 2023)。帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスが神経節から再活性化して起こる病気で、感染に伴う一時的な免疫の乱れが引き金になると考えられています。ただし観察研究であり、因果関係が確定したわけではありません。皮疹に痛みを伴う場合は、発症早期の抗ウイルス薬開始が帯状疱疹後神経痛の予防に重要ですので、できるだけ早めにご相談ください。
Q3. 血液検査で EB ウイルスやサイトメガロウイルスの再活性化はわかりますか?
一定の範囲でわかります。EBV については VCA-IgG/IgM、EBNA、EA-D IgG といった抗体検査の組み合わせにより、既感染・初感染・再活性化の推定が可能です。ただし抗体はいわば「過去の記録」であり、現在ウイルスが増えているかを直接示すものではありません。Nature 誌の研究チームが抗体ではなくウイルス RNA(実際に増殖しているウイルスの転写産物)を測定したのは、まさにこの限界を克服するためでした(Maguire et al., Nature, 2026)。日常診療では、症状・経過・肝機能や血算の推移とあわせて総合的に判断します。検査の要否は個々の状況によりますので、まずご相談ください。
Q4. コロナ後遺症は、眠っていたウイルスが原因なのですか?
有力な仮説の一つですが、単一の原因ではないと考えられています。Nature 誌の研究では、身体機能の低下が続くグループでアネロウイルス科の転写産物が有意に多く検出されました(補正 P = 0.012)。また Su らの Cell 誌の研究では、EBV の血中ウイルス血症が後遺症を予測する早期因子の一つとして同定されています(Su et al., Cell, 2022)。一方で総説では、ウイルスの残存、免疫調節異常、自己抗体、血管内皮障害、ミトコンドリア機能低下など複数の機序が並列で提唱されており(Davis et al., Nat Rev Microbiol, 2023)、潜伏ウイルスの再活性化はそのうちの一つと位置づけられています。
Q5. お盆に高齢の親と会います。何に気をつければよいですか?
三つあります。第一にワクチンです。台湾の当局は流行ピーク前の追加接種を高リスク者に呼びかけており、日本でも重症化リスクのある方は接種の適否をかかりつけ医とご相談ください。第二に、帰省する側の体調管理です。軽い喉の痛みや微熱でも、流行期には検査を検討する価値があります。第三に、感染後の見守りです。加齢とともに末梢血中のアネロウイルス検出率が上昇することが示されており(Maguire et al., Nature, 2026)、高齢者では潜伏ウイルスの再活性化が起こりやすい可能性があります。感染後に長引く倦怠感、食欲低下、皮疹、認知機能の変化があれば、早めに医療機関へご相談ください。
参考文献
- Maguire C, Chen J, Rouphael N, et al. Virus reactivation in acute and long COVID-19. Nature. 2026. doi:10.1038/s41586-026-10740-z
- Su Y, Yuan D, Chen DG, et al. Multiple early factors anticipate post-acute COVID-19 sequelae. Cell. 2022;185(5):881-895.e20. doi:10.1016/j.cell.2022.01.014
- Bjornevik K, Cortese M, Healy BC, et al. Longitudinal analysis reveals high prevalence of Epstein-Barr virus associated with multiple sclerosis. Science. 2022;375(6578):296-301. doi:10.1126/science.abj8222
- Limaye AP, Kirby KA, Rubenfeld GD, et al. Cytomegalovirus reactivation in critically ill immunocompetent patients. JAMA. 2008;300(4):413-422. doi:10.1001/jama.300.4.413
- Chen YC, Ho CH, Liu TH, et al. Long-term risk of herpes zoster following COVID-19: a retrospective cohort study of 2,442,686 patients. J Med Virol. 2023;95(4):e28745. doi:10.1002/jmv.28745
- Eyting M, Xie M, Michalik F, et al. A natural experiment on the effect of herpes zoster vaccination on dementia. Nature. 2025;641:438-446. doi:10.1038/s41586-025-08800-x
- Xie M, Eyting M, Bommer C, Ahmed H, Geldsetzer P. The effect of shingles vaccination at different stages of the dementia disease course. Cell. 2025;188(25):7049-7064.e20. doi:10.1016/j.cell.2025.11.007
- Al-Aly Z, Davis H, McCorkell L, et al. Long COVID science, research and policy. Nat Med. 2024;30:2148-2164. doi:10.1038/s41591-024-03173-6
- Davis HE, McCorkell L, Vogel JM, Topol EJ. Long COVID: major findings, mechanisms and recommendations. Nat Rev Microbiol. 2023;21(3):133-146. doi:10.1038/s41579-022-00846-2
- Xie Y, Choi T, Al-Aly Z. Postacute sequelae of SARS-CoV-2 infection in the pre-Delta, Delta, and Omicron eras. N Engl J Med. 2024;391(6):515-525. doi:10.1056/NEJMoa2403211
※本コラムは医学的情報の提供を目的としたものであり、個別の診断・治療を代替するものではありません。
気になる症状がある方は医療機関にご相談ください。
記事監修者田場 隆介
医療法人社団 青山会 まんかいメディカルクリニック 理事長
医療法人社団青山会代表。兵庫県三田市生まれ、三田小学校、三田学園中学校・同高等学校卒業。 1997(平成9)年岩手医科大学医学部卒業、町医者。聖路加国際病院、淀川キリスト教病院、日本赤十字社医療センター、神戸市立医療センター中央市民病院を経て、2009(平成21)年医療法人社団青山会を継承。 2025年問題の主な舞台である地方の小都市で、少子高齢化時代の主役である子どもと高齢者のケアに取り組んでいる。
